小野常寛
天台宗普賢寺住職
1986年東京都生まれ。都立国際高校、早稲田大学卒業。米 Lewis&Clark College交換留学卒業後、人事・組織のリンクアンドモチベーショングループ、ITベンチャーを経て寺カフェの運営を行う結縁企画を創業。2007年比叡山行院にて四度加行満行、2016年比叡山無動寺明王堂にて小僧生活、2017年北嶺回峰行初百日満行、2020年 普賢寺43世住職拝命。夢である「世界平和に貢献する国際的な僧侶になること」に向かって、国際サンガフォーラムなどに参加して世界の僧侶との交流を深めている。好きな言葉は「感応道交」、「和会通釈」。
小池陽人
真言宗須磨寺派大本山須磨寺寺務長
1986年生まれ。H-1グランプリ法話決戦in兵庫 初代グランプリ。NHK「10人のお坊さん」出演。テレビ東京「正解の無いクイズ」出演。毎日新聞全国版「文化の森」月1回の連載。YouTubeチャンネル「須磨寺小池陽人の随想録」で法話を配信。著書に『しんどい心の処方箋』(柏書房)、『自律神経が整う般若心経なぞり書き練習帖』(扶桑社)、『10人のお坊さんにきいてみた』(共著、講談社)。
東海林良昌
浄土宗雲上寺住職
1970年宮城県塩竈市生まれ。東北大学文学研究科博士課程後期課程満期退学。専攻は、浄土宗史、日本仏教史、日本思想史、エンゲージドブディズム。現在、世界仏教徒連盟副事務総長、浄土宗宗議会議員、浄土宗総合研究所研究員、塩竈市社会福祉協議会理事、介護者サポートネットワーク・ケアむすび代表。東日本大震災発生時は、東北ブロック浄土宗青年会の代表として、全国からの僧侶ボランティアの調整役を担当、地元の僧侶としてはボランティアグループ「東北サンガ」を組織し、住民への訪問活動を続けている。また、浄土宗総合研究所では「浄土宗寺院における社会事業の地域間連携研究班」主務、さらに介護者サポートネットワーク・ケアむすびの代表として、現在、仙台市、塩竈市で介護者談話会を開催し、東北地方を中心に介護者支援団体の相互ネットワークの形成を行い、介護者と介護される方とが安心して暮らせる社会づくりを目指す活動に取り組んでいる。2018年には正力松太郎賞奨励賞を受賞。
杉浦道雄
真宗大谷派称名寺住職
1975年生まれ。同朋大学大学院博士課程(単位取得満期退学)、同朋大学非常勤講師。名古屋真宗学院講師。大谷派擬講。博士(文学)。名古屋駅前に構える称名寺を中心に講座を主催し、法話活動と研究に取り組み、都市部での伝道活動に奔走している。
渋谷真之
時宗長徳寺住職
1975年愛媛県生まれ、仙台市出身。大正大学卒業後、広告代理店や医療設備会社に勤務。その後、2007年に長徳寺の23代目住職に就任。現在、一般社団法人日本臨床宗教師会認定臨床宗教師として、病院・施設・電話相談などで活動を行っている。自身の幾度にわたる病を乗り越えた経験を通じて「生かされている喜び」を伝えるべく、病院、学校、企業などで講演を行う。また、国土交通省交付「図柄入り平泉ナンバープレート」のデザインを考案し、「蘇民祭」の復活に尽力。地域包括ケア活動の一環として慶壽庵を開設し、各大学や研究機関と共同で「地域のお宝伝承プロジェクト」を推進。さらに、切支丹殉教者合同慰霊祭(神父/牧師)を開催し、司教経由でローマ教皇へ手紙が渡る。
小山田和正
日蓮宗法永寺住職
1970年青森県五所川原市生まれ。立正大学大学院(仏教学専攻)修士課程修了後、日蓮宗海外布教開教師として米国各地で布教活動を行い、2003年に帰国。法永寺副住職を経て、2018年より第35世法永寺住職に就任。以降、地域のお寺として、自死遺族のつどいなどをはじめ様々なつどいの場を開催しながら、相談活動や宗教的な支援を行い、お寺の外では、認定臨床宗教師として、医療や福祉の分野でも活動し講演や研修を行っている。
星大晃
臨済宗妙心寺派善應寺住職
1978年宮城県仙台市生まれ。小学生時、同級生が火事によって亡くなり、後に祖父である星惠晃和尚の死去に会ったことから死を深く想うようになり、僧侶としての道を志す。2001年京都花園大学卒業。同年、本山妙心寺の修行道場に入門。修行の後、仙台まで行脚。2005年4月善應寺副住職を拝命。2018年4月に善應寺第26世住職を拝命。現在は妙心寺派布教師、仙台管区教誨師、仙台市宮城野地区保護司を務める。コロナ禍以降、臨済宗青年僧の会主催のオンライン坐禅会にて坐禅講師を担当。趣味は神社仏閣巡りと墨蹟収集。
千葉公慈
東北福祉大学 学長
1964年千葉県生まれ。曹洞宗宝林寺住職。少年院、刑務所にて教誨師を歴任。現在、千葉県市原市いちはら観光大使。曹洞宗大本山永平寺僧堂教育評議員。著書『知れば恐ろしい日本人の風習』『うつが逃げだす禅の知恵』(河出書房新社)など多数。