日本人留学生奨学金制度


奨学金審査委員会の様子

本奨学金は、仏教研究に従事する日本人の若手研究者または大学院生が日本国外の大学や研究機関で仏教研究を行い、学んだ仏教の叡知をひろく世界に伝えていただきたいとの願いから仏教学術振興を目的として設立されました。


応募の対象となる方

  1. 日本国籍を有する者(在日外国人、二重国籍、日本永住権を有する者は応募不可)
  2. 大学院在籍者もしくは博士号取得者で仏教の学術研究に従事する者、あるいは当協会によりそれと同等と認められる学力を有し、仏教研究に従事する者
  3. 長期留学を希望する場合、採用後継続的に渡航先で研究を遂行できること
  4. 短期留学を希望する場合、採用後最短2ヶ月、最長6ヶ月間継続的に渡航先で研究を遂行できること
  5. 予め渡航先の所属機関を自ら選定し研究上の基本条件を整えられること(当協会は紹介しません)
  6. BDK日本人留学生奨学金の受給期間中、他からの海外留学のための奨学金の給付を受けないこと

2026 BDK Fellowship 「日本人・外国人留学生奨学金」の募集を開始しました。


奨学金内容

<長期留学支援>

(1)対象人数 原則1名/ 年
(2)留学・支給期間 原則1年間~3年間
(3)支給金額 360万円/ 年 (単身での滞在の場合)
420万円/ 年 (帯同家族がある場合)
*学費、生活費等の一部とすること
(4)支給方法 円建で日本国内開設の口座に3ヶ月ごとに入金
(必要書類提出確認後)
 *支給は、渡航した月からとする
(5)渡航費 本人実費(エコノミークラス)を別途支給する
(但し事前に当協会へ相談のこと)
※既に渡航先に居住している者には往路の渡航費は支給しない

<短期留学支援>

(1)対象人数 若干名/ 年
(2)留学・支給期間 最短2ヶ月~最長6ヶ月
(3)支給金額 最大30万円/ 月
*学費、生活費等の一部とすること
(4)支給方法 円建で日本国内開設の口座に1ヶ月ごとに入金
(必要書類提出確認後)
 *支給は、渡航した月からとする
(5)渡航費 本人分実費(エコノミークラス)を別途支給する
(但し事前に当協会へ相談のこと)
※既に渡航先に居住している者には渡航費は支給しない

奨学金応募の流れ

第12回(2025年)奨学生

日本人留学生奨学金審査委員会は第12回(2025年)奨学生として次の1名を選出致しました。

短期(6ヶ月)

氏名 伊集院 栞
研究予定内容 アーナンダガルバ著『ヴァジュラジュヴァーローダヤー』の研究
所属予定機関 オーストリア科学アカデミーアジア文化・思想研究所
指導予定教授 ニーナ・ミルニヒ博士
Name Shiori Ijuin
Theme of Research A Study of Ānandagarbha's Vajrajvālodayā
Affiliation Austrian Academy of Sciences, Institute for the Cultural and Intellectual History of Asia
Academic Advisor in Japan Dr. Nina Mirnig

日本人留学生奨学金制度に関するお問い合わせはこちらまで。

過去の奨学生

第11回(2024年)奨学生

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第10回(2023年)奨学生

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第9回(2021年)奨学生

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第8回(2020年)奨学生

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第7回(2019年)奨学生

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第6回(2018年)奨学生

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第5回(2017年)奨学生

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第4回(2016年)奨学生

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第3回(2015年)奨学生

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第2回(2014年)奨学生

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第1回(2013年)奨学生

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その他奨学金の紹介

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