開催済みイベント一覧
2019年度
第20回BDKシンポジウム「日本仏教の未来」(The Future of Japanese Buddhism)
仏教伝道センタービル 2019年10月28日
ジョージ・タナベ氏(ハワイ大学名教授) 佐々木閑氏(花園大学教授)
ジョージ・タナベ氏による講義では、アメリカの日系仏教寺院の事例と日本仏教の現状を比較しながら、日本仏教の再興に必要な視点についてお話いただきました。
その後、佐々木閑氏との対談でえ、西洋の立場から日本仏教を見直し今後の日本仏教のあり方を議論していただきました。
今回は日英同時通訳サービスを導入し、日本語と英語の両言語での聴講が可能となりました。
お寺でヨガと坐禅をやってみよう!
龍雲寺 2019年7月29日
夏休み期間中にお寺で楽しい時間を過ごしてもらいたいと、当協会初の試みとして対象を小学生に限定した講座を開催し、約30名の小学生たちが保護者に見守られながら参加しました。
会場は臨済宗妙心寺龍雲寺。世田谷の閑静な住宅地にある、地域から長年親しまれているお寺です。住職の細川晋輔師による坐禅指導に、皆静かに聞き入り坐禅に集中していました。
坐禅が終わった後はキッズヨガ講座です。講師は子ども向けのヨガ教室を定期的に開催している櫻井麻美さんをお迎えしました。お話からスタートし、徐々に体を動かしていきます。真剣にポーズをとる子、友だちと一緒に楽し笑顔で体を動かす子、1年生から6年生まで、それぞれが自分のペース楽しんで体を動かしていました。
夏休みの思い出は大人になってもずっと残るもの。参加した子どもたちお寺が楽しい場所でまた行ってみたいと思ってもらえれば幸いです。
特別坐禅会2019
曹洞宗大本山總持寺 2019年6月1日
気軽に寺院へ訪れる機会を増やし、仏教精神や仏教文化に触れていただくため
坐禅とヨガと精進料理を体験する講座を開催しました。
曹洞宗大本山總持寺で、ヨガと坐禅と精進料理を体験していただく「特別坐禅会」は今年で開催4年目となりました。今回のヨガ講師には、日本ヨガ界の第一人者である綿本彰氏をお迎えし、100名を超える方からの申し込みがありました。
今回は初の試みとして、ヨガの時間に音楽ユニット「Pranada」によるインドの古典縦笛バーンスリーとシンセサイザーの演奏が加わりました。演奏が始まると總持寺の大講堂の雰囲気が一変し、ヨガにより集中できるようでした。
ヨガの後は花和浩明老師(大本山總持寺布教教化部参禅室長)による法話です。總持寺の歴史と曹洞宗の基本的な教えについて拝聴し、その後は座り方の説明を受けて、参加者は坐禅堂へ移動して約20分間の坐禅を組みました。参加者の大半にとって、はじめての坐禅でしたが、「もっと長くやりたい」という声が多く寄せられました。坐禅の後は希望者のみ精進料理の昼食と諸堂拝観。お寺で過ごす一日を楽しんでいただきました。