開催済みイベント一覧
2019年度
仏教初心者講座「一から学ぶ日本の仏教」
TKPガーデンシティPREMIUM池袋 2019年4月~11月
2016年から継続している人気講座です。日本の仏教を宗派別に、教義や歴史、宗祖の生涯などを学んでいただきます。2019年度は池袋で開催しました。
英語で学ぶ日本仏教の基本
TKPガーデンシティ京都 2019年9月~12月
Lisa Grumbach氏(龍谷大学非常勤講師)を講師に迎え、日本仏教の基礎を英語で学ぶ連続講座を開催しました。外国人観光客へ寺社仏閣を英語でガイドする機会も多い地域での開催ということもあり、当初の定員を超える56名にご参加いただきました。
第19回BDKシンポジウム「自己をみつめて生きる-禅の道八十年-」
北海道立道民活動センター 2019年7月22日
2018年仏教伝道文化賞を受賞した西村惠信師(臨済宗妙心寺派興福寺閑栖)を講師に迎え、第19回BDKシンポジウム「自己をみつめて生きる -禅の道八十年ー」を開催しました。
世界の仏教を学ぶ
仏教伝道協会 2019年7月~2020年3月
2019年度から開始した新規講座です。
発祥の地インドから世界中に広まった仏教は、国によってさまざま教義や風習が存在します。本講座では「北伝」に焦点をあて、インド、スリランカ、チベット、ネパール、ブータン、モンゴル、中国、韓国、台湾、それぞれの国の仏教について学ぶ講座を開催しました。
英語で学ぶ精進料理教室
浅草・おいしいのつくりかた 2019年11月20日
講義をすべて英語で行う精進料理教室を開催しました。日本在住の外国籍の方や英語や精進料理に興味がある日本人など、さまざまな国籍や背景をもつ15名が参加。講師には青江覚峰師(浄土真宗本願寺派緑泉寺住職)をお迎えしました。
メニューは、お麩じゃが、ほうれん草のお浸し、アスパラガスの白和え、雲平汁。
仏教と精進料理についての基本的な考え方についての説明も交え、精進料理を作り、味わう体験していただきました。
第19回仏教音楽祭「Buddhaspel 能・狂言と仏教の夕べ」
セルリアンタワー能楽堂 2019年11月14日
伝統芸能をテーマに、能・狂言のルーツと言われる「法華八講(論議)」を聖観音宗総本山浅草寺貫首田中昭徳猊下と同寺僧侶方により実演いただきました。
そして、野村萬斎師(狂言方和泉流能楽師 俳優)と逸見道郎師(仏教伝道協会音楽普及委員会委員長)のお二人による伝統芸能に根ざす仏教思想についての対談の後、観世喜正師(能楽師 観世流シテ方)と野村萬斎師による「宗論」の公演と続きました。
食を通じて仏教を学ぶ
東京グランドホテル 2020年2月15日
一部では映画「典座」を上映。映画に主演した河口智賢師(曹洞宗耕雲院副住職)による椅子坐禅のあと、映画への思いや海外映画際での秘話を伺いました。
二部ではオーベルジュでフレンチシェフを務める折橋大貴師(曹洞宗常泉寺副住職)によるスペシャル精進ランチを召し上がっていただきました。メニューは、季節野菜のサラダ(パプリカドレッシング」)、蕪と白菜のポタージュ、里芋の唐揚げ、精進カレー、豆乳杏仁豆(苺ソース)。洋風にアレンジされた目にも楽しい精進料理は、参加者にも大好評。
「食べる」という行為から自分自身のあり方を見つめ直す貴重な機会となりました。
体感する仏教 ~浅草編~
浅草寺・緑泉寺 2019年11月9日
第一部「浅草寺DEEPツアー」では、塩入亮乗師(聖観音宗浅草寺法善院住職」に本堂や境内に加え、通常では拝観できない地下の宝物館をガイドしていただきました。1400年におよぶ浅草寺の歴史やそれにまつわる法話をじっくり伺うことができました。
第二部「精進料理とその心を味わう」では青江覚峰師(浄土真宗本願寺派緑泉寺住職)による精進料理を参加者で味わった後、「食」に関する法話を拝聴しました。
親子で学ぶ精進料理教室
於 浅草・おいしいのつくりかた 2019年8月4日
夏休みの特別企画のひとつとして、親子を対象とした「親子で学ぶ精進料理教室」を開催しました。講師に麻生怜菜氏(日本食文化史・精進料理研究家)をお迎えし、小学生位のお子さまをお連れの保護者と一緒に精進料理のお弁当を作っていただく特別講座です。
お子さまと保護者を対象とした講座は、当協会では初めての試みとなりましたが、当日は、下は3歳から上は12歳までの幅広い年齢層のお子さまと保護者、16名にご参加いただき、「精進料理とは何か」を学んだ上で、実際に様ざまなメニューを調理し、自分たちで作った料理を自分たちで弁当箱に盛り付けていただきました。
今回のメニューは、おにぎり2種(紫蘇ごはん、玉蜀黍ごはん)、ズッキーニのきんぴら、茗荷とオクラの甘酢漬、夏野菜と高野豆腐の炒め物、高野豆腐の串カツ、車麩の唐揚げ、と盛り沢山。最初は不安そうだったお子さまも麻生先生の笑顔溢れる指導で、元気いっぱい楽しんでいる様子でした。普段は全く興味のなかった野菜も頬張って、嬉しそうにお代わりしてくれました。それぞれのセンスが光る可愛らしいお弁当の数々。わっぱのお弁当箱を初めて見るお子さまも居り、記念にお弁当と一緒に記念撮影をする姿も見られました。美味しい精進弁当を通じて「食の大切さ」を考える、夏休みの貴重な体験となったようです。
第21回BDKシンポジウム「仏教と医療 ~現在と未来を語る~」
仏教伝道センタービル 2019年11月29日
川野泰周(精神科・心療内科/臨済宗建長寺派林香寺住職)「カラダに効く仏教」
井川裕覚(高野山真言宗歓楽寺住職/関東臨床宗教師会代表)「生死の現場と向き合う」
近年では宗教者が医療現場に携わるケースが少しずつ増えていますが、さまざまな課題が山積しているのが現状です。そんな中で僧侶でありつつ
医療現場でも活躍するお二人を講師にお招きしました。
川野泰周さんは「カラダに効く仏教」をテーマに、精神科の治療にマインドフルネスの側面から仏教の考えを取り入れることによって、どのような効果が得られているのか、井川裕覚さんからは「生死の現場と向き合う」をテーマに、臨床宗教師として、特に終末期を迎えた方と接する活動を通じて感じていることを、それぞれの経験に基づきながらお話いただきました。
そして講師2人によるクロストークの時間には、参加者から事前に募った質問への回答とともに仏教と医の未来についてのご意見をいただきました。
医療関係に従事している方の参加も多く、仏教と医療の新たな可能性を探るきっかけとなりました。