今年は、当協会より築地本願寺にパイプオルガンを寄贈し、浄土真宗本願寺派 大谷光照前々門主ご夫妻にご臨席いただいた「築地本願寺パイプオルガン上納式」から50周年という節目の年にあたります。
これを記念し2020年11月18日(水)、「第20回仏教音楽祭~パイプオルガンの夕べ」と題し、下記のとおり、築地本願寺本堂にてコンサートを開催する運びとなりました。
パイプオルガンを用いた音楽法要に始まり、オルガニストの小島弥寧子さんによるソロ演奏、アンサンブル東風(東京藝術大学 副学長 故 松下功氏により結成された管弦楽団)とのコラボ演奏など、パイプオルガンの荘厳で華麗な音色を存分にご鑑賞いただける内容となっております。皆さまのご来場を心よりお待ちしております。
玉川大学芸術学科オルガン専攻卒業。武蔵野音楽大学大学院音楽研究科修士課程修了。フェリス女学院大学ディプロマコース修了。大学院在学中福井直秋賞受賞。ヨーロッパ、アメリカ各地のマスタークラスに参加。2003年度横浜みなとみらい
ホール・オルガニスト・インターンシップ修了。 国内及びドイツ、フランス、スペイン、アメリカ各地でソロ、アンサンブル、オーケストラや吹奏楽団との共演を行う。スペイン各地の歴史的な楽器を訪ね歩いて、スペインオルガン音楽の研究をライフワークとしている。
また邦人作品にも積極的に取り組んでいる。2020年7月7日に初のCD「星月夜」(朝日新聞〈for your Collection〉特選盤、『レコード芸術』準特選盤)をリリース。
これまでにオルガンを富永哲郎、伊藤繁、酒井多賀志、藤枝照久、早島万紀子、三浦はつみ、武久源造、A .セア・ガラン各氏に、和声を柿沼唯氏に師事。
現在武蔵野大学非常勤講師。明福寺ルンビニー学園オルガニスト。元築地本願寺副オルガニスト(2006-2015)。
La academia del órgano español主宰。(一社)日本オルガニスト協会、日本オルガン研究会会員。
ホームページ http://minekokojima.com
松下 功(1951-2018)を中心にベルリンで1982年に結成されたパフォーマンス・グループ「東風 アンサンブル 音響―絵画 ベルリン」にちなんで、1999年、松下を代表に若手作曲家および演奏家によって新たに結成された室内管弦楽団。古典から現代まで幅広いレパートリーを持ち、日本を含むアジアの現代音楽の紹介に積極的に取り組んできた。これまでに国内の定期演奏会、「きままに音楽会」「ながの音楽祭」「アジア音楽週間in 横浜」などで公演を行った他、韓国、台湾、タイ、ミャンマー、オランダなどの海外の音楽祭にも出演。2005年、板橋区安養院の「安養院多宝塔祝慶祝典」で第九を演奏。2009年、2010年、奈良薬師寺玄奘三蔵院でオペラ《遣唐使》(松下 功作曲)を演奏し、反響を呼ぶ。2014年、「アジア音楽祭2014」にてベストパフォーマンス賞受賞。松下の急逝により、2019年、追悼演奏会「余韻嫋嫋」で《飛天遊》や近年の松下の代表作を演奏。2020年、松下律子を代表に迎え、聴衆と一体になった音楽作りを目指し、活動を展開している。
公式ホームページ
https://ensemblekochi.wixsite.com/website