第3回「一日一訓カレンダーフォトコンテスト」―ほとけの心―

協会設立50周年記念として2014年に企画した「一日一訓カレンダー」フォトコンテストは予想を上回る作品が集まり、続く翌年の第2回コンテスト、入選作品の写真展(於:築地本願寺)の開催と、多くの方に写真を通じて仏の教えに親しんでいただくことができました。そして引き続き、第3回目のカレンダーフォトコンテスト(2018年用/2017年刊行)を開催する運びとなりましたのでご案内いたします。

このカレンダーは、日めくりとして仏教にちなんだ31の文言と写真により構成され、全国の寺院、海外を含め、毎年15万部以上を頒布し、ご好評をいただいております。
仏典のことばや各宗祖のことばを各人が味わい、写真として表現していく中で、自然と仏教に親しみや関心を持っていただければ幸いです。
どなたでも応募可能ですので、是非、ご参加ください。応募票はこちら

スケジュール

2016年1月1日 公募を開始
2016年8月31日 公募締め切り
2016年9月 審査会
2016年10月 入選報告
2016年11月 入選発表
2017年6月 「2018年用カレンダー」を刊行
応募資格

どなたでもご参加いただけます。制限はございません。

応募規定

テーマ

「ほとけの心」(2018年用『一日一訓カレンダー』の各文言にあう写真)
※カラー/単写真のみ/横位置

題材

自然風景、動・植物や花等のネイチャーフォト、工芸品などの静物。抽象写真。
※人物は不可

応募方法

◇一人3点までご応募いただけます。1つの文言に対し3枚、3つの文言に対し1枚ずつどちらでも結構です。
文言の解説はこちらより
※他のコンテストなどに応募中や応募予定である作品、または過去に入賞した作品は応募できません。
※応募した写真が別の文言で入選する場合もございますので、予めご了承ください。

◇キャビネサイズ(127mm×178mm/2L判に相当)にプリントしたものを、角7封筒等に入れ、宅配便または簡易書留にて当協会までお送りください。

◇データ(メール、CD-R等)では受け付けていません。必ずプリントしてください。

応募票PDF に必要事項を記入の上、作品裏に天地が判るようメンディングテープ等で貼付しご応募ください。

応募作品の返却

応募作品の返却は致しません。審査後、当協会の「個人情報管理規程」に沿って処分致します。

応募締切

2016年8月31日(水)必着

応募先

〒108-0014東京都港区芝4-3-14 公益財団法人 仏教伝道協会 出版事業部
電話03-3455-5853(担当部署直通)平日10:00-17:30
※選考経過、審査等に関するお問い合わせにはお答えできません。

審査

当協会審査委員会にて選出。
審査員:石黒健治氏(写真家)・大橋紀雄師(僧侶/写真家)・丸林正則氏(写真家)・杉全泰氏(写真家)・金子美智子氏(写真家)

審査員プロフィール

石黒健治 氏(写真家)
桑沢デザイン研究所出身。1959年、写真協会新人奨励賞受賞。主な写真展に『不幸な若者たち』『ナチュラル』『シアター』『琉球弧物語抄』など。写真集は石黒健治作品集第1巻『広島HIROSHIMA NOW』第2巻『ナチュラルONENESS』『沸騰時代の肖像 PORTRAITS OF THE 60S』『健さん』など。そのほか、小説『眠れ海』、ミステリードキュメント『サキエル氏のパスポート』を上梓。また映画『人間蒸発』(今村昌平監督)の撮影担当。『無力の王』(東映セントラル)を監督など、多方面で活躍。 現在、『おいしい劇場』『視点・焦点・合点』などを連載中。写真ワークショップ『真眼塾』第3期を開催中。

大橋紀雄 師(僧侶/写真家)
1940年京都市生まれ。2001年京都市伏見中央図書館長を最後に京都市定年退職。現在は、浄土宗京都教区大宮組西方寺住職、浄土宗芸術家協会常任理事・京都支部長、浄土宗社会福祉協会常任理事。第6回藤本四八写真文化賞・写真賞を組み写真『僧貌』で受賞。個展に「曼荼羅花」「キリルそうぼうの旅」「知恩院マンダラ」「知恩院の風光」「チベット・祈りの原風景」。写真集に『光顔巍巍』『知恩院の風光』。その他、2001~2004年、月刊誌『知恩』グラビア担当など。

丸林正則 氏(写真家)
1945年愛知県生まれ。高校生時代から写真に興味を持ち始める。明治大学卒業後7年間出版社に勤務。1975年フリーのカメラマンとして独立。以後「大自然の中の小さな詩情」をメインテーマに、花、植物、昆虫、風景などにカメラを向ける。作品は写真誌を中心に雑誌、図鑑、新聞、コマーシャルなどに発表。写真教室講師も多くアマチュアの指導にも積極的に務める。日本自然科学写真協会会員。

杉全泰 氏(写真家)
1945年福島県生まれ。成蹊大学卒業。写真家石黒健治に師事し75年独立。人物写真、北欧やアジアの信仰に関する写真を新聞雑誌、単行本、写真展などに発表。長年にわたり、仏教伝道協会の行事を撮影。『坐禅入門』、『北欧の聖美術:フィンランドの神の風光』、『白隠を歩く』、『海を歩いたブッダ:人・もの・遺跡にみる東南アジアの仏教風景』など。

金子美智子 氏(写真家)
宮城県仙台市に生まれる。1987年奥日光にて感動の1枚の写真に出会い写真活動に入る。故秋山庄太郎氏に師事。その後写真事務所設立しフリーカメラマンとなる。現在、自然の色彩の美しさに魅せられ、全国各地を車中泊の旅をしながら、心を癒す四季折々の風景写真と鉄道のある風景写真を撮り続けている。自然風景を中心に企業カレンダー・書籍・雑誌などにて執筆・写真掲載。また、雑誌、鉄道会社のポスター、セミナー写真教室講師、テレビ出演などで活躍。富士フォトサロン・ペンタックスフォーラム・環境省にて写真展開催。著書・写真集に『For you~自然からの音色』『 Forever ~ 時空を越えて』『風景写真のルールブック』。日本写真家協会会員 /日本写真芸術学会会員。
賞金

表紙採用: 賞金10万円×1名
入選: 賞金5万円×31名

※入選報告は電話または郵送にてお知らせします。

入選発表

コンテストの結果は、当協会のホームページ(2016年11月)に掲載します。

入選作品について

入選作品は、原版(デジタルデータ)を提出していただきます。返却は致しませんので、コピーを保存してご提出ください。

入選作品の著作権は撮影者に、版権は当協会に帰属します。当協会は入選作品を無償で使用する権利を有します。

入選作品は主に以下の目的で使用します。当協会刊行の『一日一訓カレンダー』への掲載。新聞・雑誌広告、ポスターなどの印刷物、またホームページなどのwebコンテンツとしての二次利用など。尚、撮影者の氏名を表示する場合がございます。

注意事項

個人・法人が所有・管理、あるいは権利を保有する被写体が含まれる場合、その被写体の権利所有者に承諾をいただいてください。他人の著作権、肖像権等を侵害するような行為が行われた場合、それに関するトラブルの責任は一切負いかねます。また、そのような作品の入選が判明した場合は、入選を取り消しさせていただく場合がございます。また応募作品は応募者本人が撮影し、全ての著作権を有しているものに限ります。他人の名前を使用した場合は失格になります。
入選・落選を問わず、取得した個人情報については、カレンダーフォトコンテストの事業運営およびそれに関わる目的にのみ使用し、他の目的には使用致しません。公益財団法人仏教伝道協会の個人情報の取扱いに関する詳細については、当協会ホームページ「個人情報保護に関する基本方針」、「個人情報の利用目的」をご参照頂きますようお願い申し上げます。

カレンダー31文言の出典と意味

31の文言の出典と意味をご紹介します。写真を撮られる際の参考にしてください。しかし文言の意味に縛られすぎず、感じたままの写真を応募していただいて結構です。

心を制することは楽しい

【出典】『ウダーナヴァルガ』

心を制することは楽しい。心をまもれ。怠るな。生けるものどもは心に欺かれている。(中村元訳『真理のことば・感興のことば』)

足(た)ることを知(し)る者(もの)は 身(み)貧(まず)しけれども心(こころ)富(と)む

【出典】『遺教経』

人間のあらゆる苦悩は欲の尽きないことを原因としているから、自らの分に応じて満足することの大切さを示す言葉。(『茶席の禅語句集』淡交社)

石(いし)の上(うえ)にも三年(さんねん)

【出典】ことわざ

《冷たい石の上でも、三年すわり続ければ暖まるの意から》たとえつらくても我慢強くがんばれば、やがて報われるということ。(小学館『ことわざ辞典』)

人間(にんげん)に生(う)まるること大(おお)いなるよろこびなり

【出典】源信『横川法語』

全ての生命あるもののなかにおいて、三悪道(地獄の世界・餓鬼の世界・畜生の世界)を逃れて、人間に生まれるということは、大いなるよろこびである。

守(まも)り 育(そだ)て 救(すく)い取(と)るのが仏(ほとけ)の心(こころ)

【出典】『仏教聖典』

ちょうど子を思う母のように、しばらくの間も捨て去ることなく、守り、育て、救い取るのが仏の心である。

怒(いか)りは敵(てき)と思(おも)え

【出典】ことわざ

怒りはわが身を滅ぼす敵と思って抑えなければならない。(小学館『ことわざ辞典』)

自他平和(じたへいわ)

【出典】『摂大乗論』

忍能く自他平和の事を生ず。(耐え忍ぶことは自他に平和をもたらすの意)

貨幣(かへい)の雨(あめ)を降(ふ)らすとも 欲望(よくぼう)の満足(まんぞく)されることはない

【出典】『法句経』

たとえ貨幣の雨を降らすとも、欲望の満足されることはない。「快楽の味は短くて苦痛である」と知るのが賢者である。(中村元訳『真理のことば・感興のことば』)

目(め)は口(くち)ほどに物(もの)を言(い)う

【出典】ことわざ

情のこもった目つきは、口で話すのと同じほど相手に気持ちを伝える。(小学館『ことわざ辞典』)

雲(くも) 破(やぶ)れて 月(つき) 池(いけ)に来(きた)る

【出典】『中峰広録』

煩悩や妄想など、心を覆っていた闇がすべてなくなって、悟りの明月が輝きはじめたことを表す。(『茶席の禅語句集』淡交社)

網(あみ)の目(め)が 互(たが)いにつながりあって網(あみ)を作(つく)っている

【出典】『仏教聖典』

すべてのものは、つながりあってできている。一つの網の目が、それだけで網の目であると考えるならば、大きな誤りである。

聞(き)くは一時(いっとき)の恥(はじ) 聞(き)かぬは一生(いっしょう)の恥(はじ)

【出典】ことわざ

知らないことを聞くのは、その場は恥ずかしい気がするが、聞かずに知らないまま過ごせば、生涯恥ずかしい思いをして過ごさなければならないということ。(小学館『ことわざ辞典』)

人(ひと)にものをほどこせば 我(わ)が身(み)のたすけとなる

【出典】『食物三徳御書』

他人に物を施せば自分自身の助けとなる。(奈良康明『仏教名言辞典』)

智慧(ちえ)ある人は 幻(まぼろし)を幻(まぼろし)と見(み)る

【出典】『仏教聖典』

すべてのものは、みな「ある」ともいえず、「ない」ともいえない、幻のようなものである。

あらゆる現象(もの)は移(うつ)りゆく たゆまず努力(どりょく)せよ

【出典】『大般涅槃経』

「もろもろの事象は過ぎ去るものである。怠ることなく修行を完成させなさい」と。これが修行をつづけて来た者(如来)の最後のことばであった。(『原始仏典第二巻』春秋社)

仏法(ぶっぽう)には 明日(あす)という事(こと)はあるまじき

【出典】『蓮如上人御一代記聞書』

仏法を聞き学ぶということについては、明日という日はありえない、と心得なくてはならない。(奈良康明『仏教名言辞典』)

願(ねが)わないのに病(や)み 望(のぞ)まないのに老(お)いる

【出典】『仏教聖典』

もしも、この身に実体があるならば、わが身は、かくあれ、かくあることなかれ、と思って、その思いのままになし得るはずである。王はその国において、罰すべきを罰し、賞すべきを賞し、自分の思うとおりにすることができる。それなのに、願わないのに病み、望まないのに老い、一つとしてわが身については思うようになるものはない。

人生(じんせい)は朝露(ちょうろ)の如(ごと)し

【出典】『漢書』

人間の一生は、朝の露が陽を受けてすぐに消えてしまうように、もろくはかないものであるというたとえ。(小学館『ことわざ辞典』)

貪(むさぼ)りと瞋(いか)りと愚(おろ)かさという 三(みっ)つの毒(どく)を捨(す)てよ

【出典】『仏教聖典』

貪りを思えば貪りの心が起こる。瞋りを思えば瞋りの心が強くなる。愚かなことを思えば愚かな心が多くなる。

とらわれないとは 握(にぎ)りしめないこと

【出典】『仏教聖典』

とらわれないとは握りしめないこと、執着しないことである。道を修める者は、死を恐れず、また、生をも願わない。この見方、あの見方と、どのような見方のあとをも追わないのである。

眼(まなこ) 明(あき)らかなれば 途(みち)に触(ふ)れて皆(みな)宝(たから)なり

【出典】空海『性霊集』

心の眼が清らかであれば、見るもの聞くものすべてが宝となる。

近(ちか)くして見難(みがた)きは我(わ)が心(こころ)

【出典】空海『秘蔵宝鑰』

近いがためにかえって見えにくいものは自分自身の心である。

一度(ひとたび) 無常(むじょう)の風(かぜ)ふけば 花(はな)のすがたも散(ち)りはてぬ

【出典】『一遍上人語録』

ひとたび風が吹くと、花が散り果ててしまうように、人の世は無常である。

内(うち)を修(おさ)めないで外(そと)を守(まも)ろうとするのは誤(あやま)りである

【出典】『仏教聖典』

とらわれないとは握りしめないこと、執着しないことである。道を修める者は、死を恐れず、また、生をも願わない。この見方、あの見方と、どのような見方のあとをも追わないのである。

摂取不捨(せっしゅふしゃ)の光明(こうみょう)は 念(ねん)ずる所(ところ)を照(て)らすなり

【出典】『来迎和讃』

摂め取って捨てず、一切を救いとろうとされる光明は、念ずる所を照らす。

散(ち)る桜(さくら) 残(のこ)る桜(さくら)も 散(ち)る桜(さくら)

【出典】古句

今散りゆこうとする桜も残る桜も、いずれは散っていく。

たいまつを放(はな)さない人(ひと)の手(て)をたいまつが焼(や)く

【出典】『ウダーナヴァルガ』

果実が熟したならば、尖端は甘美であるが、喜んで味わってみると辛い。愛欲は愚かなる者どもを焼きつくす。(中村元訳『真理のことば・感興のことば』)

流(なが)れは 流(なが)れ流(なが)れて ついには海(うみ)に入(はい)る

【出典】『仏教聖典』

流れは流れ流れてついには海に入るように、道を修めてやめることがなければ、必ずさとりは得られる。

日々時々(にちにちじじ)を勤(つと)むべきなり

【出典】『正法眼蔵随聞記』

仏道を学ぼうとする人は、もう少し後になって修行しようと思ってはならない。今のこの日、今のこの時間をのがすことなく、毎日、毎時間を充実して過ごすべきである。(奈良康明『仏教名言辞典』)

世(よ)は皆(みな)無常(むじょう)なり 会(あ)うものは必(かなら)ず離(はな)るることあり

【出典】『遺教経』

世の中は無常である。出会ったものとはいつか別れなければならない。だから憂い悩みをいだいてはならない。

継続(けいぞく)は力(ちから)なり

【出典】ことわざ

事も途中であきらめたり止めたりせず、長く続けていけば自分の力になる。


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