133.開目抄(かいもくしょう)

日蓮(にちれん)撰
(大正大蔵経 No.2689)
Eng. Kaimokushō or Liberation from Blindness
(In BDK English Tripiṭaka 20 “KAIMOKUSHO OR LIBERATION FROM BLINDNESS”)

日蓮の代表的著作の一つであるが,この書物は,伊豆と佐渡に流されるという二つの受難を経験した日蓮が,それらの受難を動機として書いたもので,そういった立場から『法華経』(12番)を見直したものである。
「開目」というのは,文字通り目を開かせる,ということで,人びとを,低い段階より最高の『法華経』の真髄へと導くことを意味している。
和文体で書かれているので,一般の信者向けに書いたものと思われる。