128.顕浄土真実教行証文類/顯淨土眞實敎行證文類(けんじょうどしんじつきょうぎょうしょうもんるい)

親鸞(しんらん)撰
(大正大蔵経 No.2646)
Eng. Kyōgyōshinshō: On Teaching, Practice, Faith, and Enlightenment
(In BDK English Tripiṭaka 27 “KYOGYOSHINSYO: ON TEACHING, PRACTICE, FAITH, AND ENLIGHTENMENT”)

略して『教行信証(きょうぎょうしんしょう)』とよばれているものであり,著者の主著であると同時に,浄土真宗の根本聖典でもある。
多くの仏教聖典からの引用文を集めて,浄土真宗の教義を明らかにしようとしており,出来るだけ著者自身の文を少なくしようとしている点に特色があり,したがって,仏教聖典からの引用文によって,彼の思想を体系化せんとしたものである。
ちなみに,第8代の蓮如(れんにょ)によって,浄土真宗信者の日常読誦用の聖典として定められ,現在でも広く読誦されている「正信念仏偈(しょうしんねんぶつげ)」は,本書の「行(ぎょう)巻」の最後に出されているものである。