126.坐禅用心記/坐禪用心記(ざぜんようじんき)

瑩山紹瑾(けいざんじょうきん)撰
(大正大蔵経 No.2586)
Eng. Advice on the Practice of Zazen
(In BDK English Tripiṭaka 32 “ZEN TEXTS”)

曹洞宗の太祖であり,総持寺(そうじじ)の開山でもあった著者が,坐禅の目的・意義,さらには,坐禅に対する具体的な注意について述べたものであり,曹洞宗の僧侶にとっては,欠くことの出来ない重要な書物である。
たとえば,食事の量を節することは身を調(ととの)えるためには大切である,とか,ぜいたくな服やよごれた服を着ること,さらには,歌舞音曲にふけること,などを厳しく注意する,といったような,きわめて具体的な問題をはじめとして,曹洞宗の坐禅が,三学の中の定(じょう)ではなく,三学をすべて含んでいるものである,といったことまでを明らかにしている。