124.普勧坐禅儀/普勸坐禪儀(ふかんざぜんぎ)

道元(どうげん)撰
(大正大蔵経 No.2580)
Eng. A Universal Recommendation for True Zazen
(In BDK English Tripiṭaka 32 “ZEN TEXTS”)

曹洞宗の開祖である著者が,西暦1227年に中国から日本に帰国した直後に書いたのが本書で,坐禅の本当の意味を明らかにし,坐禅を実践することの重要性を強調している。
道元にとっては,坐禅は悟りのための手段ではなく,坐禅こそが仏道修行のすべてであり,そして坐禅を行ずることがそのまま成仏である,としていたのである。そして本書は,そういった彼の坐禅に対する純粋な考えを広めるために書かれたものであり,曹洞宗開創の根底をなしているのである。
わずか786文字から成る短い文章であるが,内容は必ずしも理解し易いものではない。