105.梵語雑名/梵語雜名(ぼんごぞうみょう)

禮言(らいごん)集
(大正大蔵経 No.2135)

中国において日常用いられていた漢語の中から1205の漢語を取り上げ,その一つ一つに,梵語すなわちサンスクリット語の対訳をつけたもので,一種の漢梵辞典となっている。
これらの漢語は,内容別に分類されているので,梵語の初心者にとっては,大変便利に出来ている。
しかも,梵語の対訳には,漢字音写とともに悉曇(しったん)文字が出されているので,当時の梵語についての知識の程度を知る上においてもきわめて貴重な資料である。