102.弘明集(ぐみょうしゅう)

僧祐(そうゆう)撰
(大正大蔵経 No.2102)
Eng. The Collection For The Propagation and Clarification Of Buddhism
(In BDK English Tripiṭaka 47 “THE COLLECTION FOR THE PROPAGATION AND CLARIFICATION OF BUDDHISM Volume Ⅰ”)
(In BDK English Tripiṭaka 52 “THE COLLECTION FOR THE PROPAGATION AND CLARIFICATION OF BUDDHISM Volume Ⅱ”)

「弘明」というのは「弘道明教(ぐどうみょうきょう)」ということで,仏教の教えを明確にして弘める,という意味である。
すなわち,本書は,中国の梁時代の僧祐が,過去500年間に書かれた,仏教に関する有益な論書を集めたものである。
最初の11巻は,儒教・道教からの批判に対する仏教側の回答であり,儒仏道三教の同異を明かし,後の3巻には,仏教教義を直接的にあらわしているものを集めている。
一般の人びとにも解りやすいようになっているので,当時の仏教の事情を知る上においての貴重な資料となっている。