96.大唐大慈恩寺三蔵法師伝/大唐大慈恩寺三藏法師傳(だいとうだいじおんじさんぞうほうしでん)

慧立(えりゅう)本・彥悰(げんそう)箋
(大正大蔵経 No.2053)
Eng. A Biography of the Tripiṭaka Master of the Great Ci'en Monastery of the Great Tang Dynasty
(In BDK English Tripiṭaka 7 “A BIOGRAPHY OF THE TRIPIṬAKA MASTER OF THE GREAT CI'EN MONASTERY OF THE GREAT TANG DYNASTY”)

『慈恩寺三蔵法師伝(じおんじさんぞうほうしでん)』ともよばれるが,あの『大唐西域記(だいとうさいいきき)』(100番)の著者である玄奘(げんじょう)の伝記である。その出生から,十数年かかって中国から当時天竺(てんじく)とよばれていたインドヘ求法(ぐほう)の旅をした時の記録,さらには,帰国してからの事績,といった,彼の伝記のすべてが収められている。
『大唐西域記』が実地見聞の地誌等を中心として編集されているのに対して,これは玄奘自身の旅行記を中心に編集されている。
ちなみに,明(みん)代になって書かれた『西遊記』は,本書をモデルとして書かれたものである。