94.龍樹菩薩伝/龍樹菩薩傳(りゅうじゅぼさつでん)

鳩摩羅什(くまらじゅう)訳
(大正大蔵経 No.2047)
Eng. The Life of Nāgārjuna Bodhisattva
(In BDK English Tripiṭaka 24 “LIVES OF GREAT MONKS AND NUNS”)

日本においては,八宗(はっしゅう)の祖とよばれて,すべての宗派において尊崇されている,龍樹/ナーガールジュナ(西暦150年~250年頃)という人物の伝記である。
『付法蔵因縁伝(ふほうぞういんねんでん)』という,釈迦入滅後において,仏教を相伝した28人の高僧の伝記をまとめてあるものの中から,「龍樹」の部分のみを取り出して編纂したのではないか,という説もあるが,訳者が鳩摩羅什ということになっているところからすると,おそらく独立して制作されたものと思われる。