88.黄檗山断際禅師伝心法要/黄檗山斷際禪師傳心法要(おうばくさんだんさいぜんじでんしんほうよう)

裴休(はいきゅう)集
(大正大蔵経 No.2012-A)
Eng. Essentials of the Transmission of Mind
(In BDK English Tripiṭaka 32 “ZEN TEXTS”)

中国の禅宗の一派である黄檗宗の開祖,黄檗希運(おうばくきうん)の説いた教えを,在家の弟子であった裴休が筆録したもので,禅の要旨がきわめて簡潔に説かれている。
希運は,臨済宗の開祖である臨済義玄(りんざいぎげん)の師であり,したがって,臨済禅の基礎を説いた書物として,中国・日本の両方において、しばしば用いられてきた。
ちなみに,「黄檗山」とは希運が住んでいた山の名であり,彼の禅師号(ぜんじごう)が断際である。
なお,一般には『伝心法要』の略名で知られている。