77.華厳一乗教義分斉章/華嚴一乘教義分齊章(けごんいちじょうきょうぎぶんざいしょう)

法藏(ほうぞう)述
(大正大蔵経 No.1866)

一般には『華厳五教章(けごんごきょうしょう)』または『五教章』とよばれている書物で,華厳宗の立場に立った一種の仏教概論であり,華厳宗の教えに対する概説書と言ってもよいであろう。 すなわち,著者である法蔵は,華厳宗の立場に立って仏教を五つの教えに分類し,『華厳経』(15番)を最もすぐれた経典である,としながらも,つねに仏教全体を展望して,それらを体系づけているのである。