48.妙法蓮華経憂波提舎/妙法蓮華經憂波提舍(みょうほうれんげきょううぱだいしゃ)

婆藪槃豆(ばそはんず)釈・菩提留支(ぼだいるし),曇林(どんりん)等訳
(大正大蔵経 No.1519)
Skt. Saddharmapuṇḍarīka-upadeśa
Eng. The Commentary on the Lotus Sutra
(In BDK English Tripiṭaka 44 “TIANTAI LOTUS TEXTS”)

『妙法蓮華経』の註釈書で,別名『法華経論』ともよばれるが,内容的には,鳩摩羅什(くまらじゅう)の漢訳した『妙法蓮華経』(12番)とは一致せず,現存するネパール梵本と類似しているので,本書で取り上げられている経は,別本であったと考えられる。
ちなみに,「憂波提舎(うぱだいしゃ)」というのは,梵語のウパデーシャの漢音写で,「註釈」「論義」「顕示」といった意味で,「論」と訳されることが多い。