45.善見律毘婆沙(ぜんけんりつびばしゃ)

僧伽跋陀羅(そうぎゃばっだら)訳
(大正大蔵経 No.1462)
Pāli Samantapāsādikā

『善見律』または『善見論』ともよばれているこの聖典は,仏音(ぶっとん)/ブッダゴーサが著わした,南方仏教(上座部)に伝わる戒律に対する註釈書である。
したがって,上座部における比丘戒(びくかい)や比丘尼戒(びくにかい)が中心に述べられているが,最初の部分には,第1回から第3回までの経典編集についての記述や,アショーカ王の王子であったマヒンダが,当時のセイロン(スリランカ)に仏教を伝えたこと,などが述べられている。