39.大毘盧遮那成仏神変加持経/大毘盧遮那成佛神變加持經(だいびるしゃなじょうぶつじんべんかじきょう)

善無畏(ぜんむい),一行(いちぎょう)共訳
(大正大蔵経 No.848)
Skt. Mahāvairocanābhisambodhivikurvitādhiṣṭhānavaipulyasūtrendrarāja-nāma-dharmaparyāya
Eng. The Vairocanābhisaṃbodhi Sutra
(In BDK English Tripiṭaka 34 “THE VAIROCANABHISAMBODHI SUTRA”)

密教における根本聖典の一つで,一般には『大日経(だいにちきょう)』と言われている経典である。
7世紀の半ばに,西インドにおいて成立したものと推定される。
全体が36章に分かれ,教相(きょうそう)とよばれる密教の教理と,事相(じそう)とよばれる,密教における具体的な儀式の作法(さほう)とが述べられている。
この経典の内容にもとづいて画かれたものを胎蔵界曼荼羅(たいぞうかいまんだら)というが,仏の心が,母の胎内に抱かれているような大悲(だいひ)の精神であることを図示しているところから,この名がある。