31.月灯三昧経/月燈三昧經(がっとうざんまいきょう)

那連提耶舍(なれんだいやしゃ)訳
(大正大蔵経 No.639)
Skt. Samādhirājacandrapradīpa-sūtra

月光童子(がっこうどうじ)の質問に対して,釈尊が,一切が平等であることを観察する修行法について説く,という形式をとっている。
すなわち,一切の存在には実体が無く,ちょうど夢や幻のようなものである,ということを観察することによって,最上の功徳である悟りを得ることが出来る,ということが,この経を貫く中心思想であり,どうすればそのような境地に到達することが出来るか,ということについて,その方法が詳しく述べられている。