23.般舟三昧経/般舟三昧經(はんじゅざんまいきょう)

支婁迦讖(しるかせん)訳
(大正大蔵経 No.418)
Skt. Pratyutpannabuddhasammukhāvasthitasamādhi-sūtra
Eng. The Pratyutpanna Samādhi Sutra
(In BDK English Tripiṭaka 13 “THE PRATYUTPANNA SAMADHI SUTRA/ THE SURANGAMA SAMADHI SUTRA”)

般舟三昧というのは,諸仏現前三昧(しょぶつげんぜんざんまい)とか仏立三昧(ぶつりゅうざんまい)とも言われているように,心を集中することによって,諸仏を眼前に見ることが出来る境地のことであり,この三昧について述べてあるのがこの経典で,その例として,西方極楽浄土に現存する阿弥陀仏を見ることが出来ることが述べられている。
大乗仏教経典としては最も古いものの一つであり,阿弥陀仏について説いてあるものとしては最古の経典である。
ちなみに,この般舟三昧がもとになって,日本においては,「常行三昧(じょうぎょうざんまい)」とよばれる精神統一の行が行われるようになった。
浄土経典の先駆としての経典といってもよいであろう。