22.地蔵菩薩本願経/地藏菩薩本願經(じぞうぼさつほんがんぎょう)

實叉難陀(じっしゃなんだ)訳
(大正大蔵経 No.412)
Skt. Kṣitigarbhapraṇidhāna-sūtra (?)

釈尊入滅以後は無仏時代(むぶつじだい)と言われ,次に仏と成ることになっている弥勒菩薩(みろくぼさつ)がこの世に出現するまでの間には,仏陀は存在しないわけであるが,その期間にあらわれて衆生を救済するものこそ地蔵菩薩なのである。
この菩薩が,前生において建立した誓願とその利益(りやく)とが説かれているのがこの経典であるが,同時に,この経典自身の不可思議な利益が強調されている。
すなわち,この経典の一句または一偈でも読誦または聴聞することによって,いかなる罪業(ざいごう)もすべて消滅する,と説かれているのである。