18.観無量寿仏経/佛說觀無量壽佛經(かんむりょうじゅぶつきょう)

畺良耶舍(きょうりょうやしゃ)訳
(大正大蔵経 No.365)
Skt. Amitāyurdhyāna-sūtra
Eng. The Sutra on Contemplation of Amitāyus
(In BDK English Tripi・aka 8 “THE THREE PURE LAND SUTRAS”)

『観無量寿経(かんむりょうじゅきょう)』または『観経(かんぎょう)』ともよばれるこの経典は,浄土教各宗派の根本聖典である「三部経」の一つである。
このお経は,仏教の物語の中でも最も有名な物語の一つである,阿闍世王(あじゃせおう)とその母韋提希(いだいけ)の物語からはじまっている。
すなわち,わが子阿闍世の非道に苦しんでいた韋提希が,遠く釈迦牟尼仏に向かって救いを求めたところ,釈尊はわざわざ彼女のところに出かけてきて,十方にある無数の浄土を示した後に,韋提希が選んだ阿弥陀仏とその西方極楽浄土のありさまとを,「十六観」とよばれる,16種の観察法によって詳しく説明しているのである。
なお経名になっている「無量寿仏」というのは,阿弥陀仏の漢訳名の一つで,「無量光仏」と訳されることもある。